1971年開設の病院です。地域に密着した医療を提供できるよう心がけています。

放射線科について

お知らせ

当院に新しいCT(コンピュータ断層撮影)装置骨密度測定器が導入されました。

放射線科

放射線科は、当院の画像検査を管理・担当する部門です。病気や怪我の発見の手段として放射線や磁力を用いた検査を実施いたします。私たちは、患者様に安心して検査を受けていただくために、安全に配慮するとともに、スピーディにかつ可能な限り痛みを伴わないような、『優しい検査』を目指しています。

また、私たちは、検査の適正化、検査による被ばくの低減にも取り組んでいます。検査内容や放射線に関する質問がございましたらお気軽にお尋ねください。

一般撮影

一般撮影では、主に胸腹部・頭部・椎体・四肢といった局所部位の単純X線撮影を行っています。

当院では、2020年より、従来のCRシステムに代わりワイヤレスカセッテ型FPD:Flat Panel Detectorを導入することで、低線量かつ短時間で効率よく検査が行えるようになりました。

X線TV撮影

X線TV撮影では、X線を人体に連続的に照射することにより、リアルタイムで画像を得る検査を主として行なっています。
単純撮影に比べ、被ばく量は若干増加しますが、単純撮影では得られない情報を得ることができ、その使用用途は多岐に及びます。

主な使用例

  • 整形外科:関節の動的観察、関節脱臼に対して徒手整復する際
  • 麻酔科:神経ブロックの際

骨塩定量検査(骨粗鬆症検査)(NEW)

骨密度検査は、骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗鬆症の代表的な検査です。検査にはDEXA(デキサ)法、超音波検査法、MD法などがあります。

当院ではDEXA法で骨密度の測定を行っています。DEXA法は骨密度測定の標準的な方法であり、現時点では骨密度の評価をするうえで最も信頼できる検査です。
エネルギーの強さの異なる2種類のエックス線を検査部位に当て、通り抜ける量の違いから骨密度を測定します。測定部位は骨折リスクの高い腰椎や大腿骨頸部です。

骨粗鬆症が気になる方は主治医と相談して骨密度を測定してみましょう。検査時間は部位により違いはありますが、約15分程度で終了します。(原則外来での予約検査になります

骨塩定量検査


骨密度の結果サンプルはこちら

★検査時の注意事項
 
 ・測定部位に金属やプラスチック類がある場合、測定の妨げとなるため検査着に着替えていただきます。
  ブラジャー、ボタン、シップ、カイロ、エレキバン等計測に影響を与えるものは外してください。

 ・ペースメーカーを挿入している方は、挿入部位によっては検査できない場合があります。

 ・腰椎や股関節(大腿骨頸部)に人工骨頭などの金属がある場合は、検査できない場合があります。

 ・胃の検査でバリウムを飲んだ場合は、バリウムを骨と誤認してしまい結果に影響がでるため、検査
  できない場合があります。

 ・DEXA法はわずかな放射線被ばくがありますが、一般的なレントゲン撮影と比べても被ばく量は
  多くありません。

お知らせへ戻る

CT検査(NEW)

CT装置が新しく更新されました。
AI技術搭載64列マルチスライスCTが導入されました。従来のCTと比べ、①低被ばく・高画質 ②高速撮影 ③広いCTガントリーの開口部(80センチ)

当院では64列のMDCTを保有しています。頭頚部・体幹部・椎体の単純CT、頭頚部・胸腹部の造影CTを対象として検査を行っています。撮影時間は、非常に短く、数秒間息を止めている間に、胸部から腹部の撮影が可能です。

整形外科では、X線撮影でわかりにくい微小な骨折が診断可能です。また、3D画像を作成し立体的に骨折部位を見ることもできます。

64列のMDCT
64列のMDCT
腰椎の単純CT画像と3DCT画像
腰椎の単純CT画像と3DCT

お知らせへ戻る

MRI検査

MRI:Magnetic Resonance Imagingとは、磁気と電波を利用して脊椎や関節、頭部の血管を撮影する検査です。検査時間は40分で終了します。

当院では、超電導(1.5T)トンネル型MRIを導入しています。

従来のオープン型に比べ、磁場が高くなり短時間で高精細な画像が撮影可能となりました。

トンネル型MRI
トンネル型MRI
腰椎MRI
腰椎MRI

外来
担当医表