1971年開設の病院です。地域に密着した医療を提供できるよう心がけています。

骨粗鬆症外来について

骨粗鬆症とは、骨密度や骨強度が低下し、骨折しやすくなる状態のことです。

骨粗鬆症を早期発見し、治療介入することで骨折を予防することは、患者様の生活の質(QOL)の維持・向上だけでなはなく、元気に歩いて生活することのできる健康寿命を延ばすことにつながります。

骨粗鬆症になると骨が非常に脆くなり、しりもちや転んだりするだけで骨折する可能性があります。しかしほとんどの場合骨折が発生するまで症状が現れないので、本人が自覚症状として捉えることが非常に難しく、そのため、骨折するまで骨粗鬆症であるという認識を持つことが困難です。

このような症状の患者様は、骨粗鬆症外来を受診してください

  • 最近背が縮んできた(若い頃より2cm以上の短縮がある方)
  • 最近背中が曲がってきた(圧迫骨折の可能性があります)
  • 身内に大腿骨頸部(足の付け根)骨折の既往がある
  • 閉経後の女性 ・家族に骨粗鬆症と診断された方がいる
  • 糖尿病、または胃や腸の手術を受けた方
  • ステロイド薬を飲まれている方

※上記の症状があるときは、骨粗鬆症を疑いますので、主治医・担当医までご相談ください。

診察内容

骨粗鬆症外来では、まず診断のために問診、レントゲン検査とDXA(デキサ)法を用いた骨密度を測定し、併せて血液・尿検査も行うことで骨および全身の状態を把握します。これらの結果をふまえて、年齢・性別・生活様式などを考慮し、現在患者様に効果が高いと思われる治療法を提案させていただきます。

検査方法

当院では、レントゲン検査と、最も正確な骨密度測定装置であるDXA法の両方を用いて骨の状態を調べ、また血液検査や尿検査と併せて診断および治療を進めます。 骨粗鬆症は骨折するまで明らかな症状がありませんので、まずは骨密度を測定し、ご自身の骨の状態を知ることが大切です。特に閉経後の女性は骨粗鬆症の危険性が高いため、積極的に検査を受けましょう。

診療時間

午前
8:30~12:00
午後
2:00~6:00

整形外科の専門診療

外来
担当医表