地域包括ケア病床について

地域包括ケア病床

 森田病院一般病棟に平成18年4月1日づけで亜急性期病室10床を申請し認可されました。(その後、平成24年7月より16床へ増床。現在42床)
平成26年4月の診療報酬改定により、同年10月からは、”地域包括ケア病床”に変更となりました。

地域包括ケア病床とは・・・

 この病室の目的は一般病棟において急性期治療を経過した患者や、在宅・介護施設などで症状が急性増悪した方々に対して在宅復帰支援機能を有し、効率的かつ密度の高い医療を提供するものであるとされています。

 当院においては、外傷や退行変性疾患の手術後で急性期以降も在宅復帰が未だ困難な状態、病状が不安定で繰り返し入院を要する状態、在宅や施設等において治療中の慢性疾患の急性増悪や他疾患の合併、在宅医療への移行のための調整を要する状態にある方々をその適応と考えています。

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※一般病床からの転床については、病棟看護師の責任者が、主治医の許可を得て行いますので、御理解、御協力をお願いします。また、地域包括ケア病床での入院期間は、60日間を限度とします。

当院の地域包括ケア病床は【301・302・303・313・316・321・322・323・325・326・327・328・330・331・332・333・335・336】の18室42床です。

入院費について

 地域包括ケア病床では、入院費の計算方法が一般病床とは異なり、定められた地域包括ケア病棟入院医療管理料を算定します。入院費は定額で、一部を除く注射、投薬、処置、検査及びレントゲンなどのほとんどの費用が含まれます。詳しくは医事課職員にお尋ねください。
 なお、後期高齢者(75歳以上)の方は月の医療費の負担上限が定められていますので、一般病床の場合と負担上限は変わりません。

ご不明な点がございましたら、病棟医事課へお尋ねください。
また、退院に際してご不安などございましたら、病棟看護師、病棟事務及び連携サポートセンターまでお申し出ください。