手術について

年間手術件数は292件(2017年実績)、特に骨折を中心とする外傷が七割を占め、交通事故、労災事故による骨折や多発外傷、そして高齢による骨粗鬆症を有する老人の骨折が多く、特に高齢の大腿骨頸部の骨折の手術(観血的整復固定術や人工骨頭置換術など)は2017年度は年間86件行われ、寝たきり老人の予防の上からも受傷後早期に手術を施行し、早期離床、早期リハビリテーションに力を入れています。 また、慢性関節リウマチや変形性股関節症・膝関節症に対しても積極的に人工関節置換術を行っており、2017年度は年間31件行っています。専門外来の手術としては、上肢の専門医(松村昇医師)による手術(肩腱板縫合術、肩関節形成術等)が、2017年度年間80件、また、脊椎外科の専門医(河野亨医師)による手術(腰椎椎間板ヘルニアや狭窄症に対して、後方固定術等)も積極的に行っています。

手術風景

バイオクリーン手術室

手術室

完全な空調管理により洗浄度クラス100(最高)を維持するバイオクリーン手術室。 特に、徹底した洗浄度が要求される手術室へ無塵・無菌空気を送り込み『生物無菌環境』を保ちます。 麻酔は専門の麻酔医が担当し、最善の状態で最善の手術を安心して受けていただくことが出来ます。

2019年 手術実績

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手術名 1月~3月 4月~6月 7月~9月 10月~12月 合 計
骨折観血的手術 33件 34件 32件 32件 131件
人工関節・人工骨頭挿入術 4件 10件 6件 6件 26件
アキレス腱縫合術 3件

2件

1件 4件 10件
その他 6件 18件 14件 17件 55件