投稿日:2019.06.14
労災保険二次健康診断等給付について
- お知らせ
労災二次健康診断のご案内
当院は「労災保険二次健康診断等給付」指定医療機関です。
詳しくはお問い合わせ下さい。
労災二次健康診断とは
労働安全衛生法に基づいて行われる定期健康診断等のうち、直近のもの(以下「一次健診」
といいます)において、脳・心臓疾患に関連する一定の項目に異常の所見がある場合に、
二次健康診断等給付が受けられます。
二次健康診断と特定保健指導が労災保険から給付され、費用負担なく受診できます。
健康で元気に働くためにも、会社・従業員が一体で受診勧奨に取り組むことが重要です。
給付の要件
- 一次健診の結果、下記①~④の検査項目全てについて「異常所見」があると診断
された方。
①血圧検査 ②血中脂質検査 ③血糖検査 ④腹囲またはBMI(肥満度)測定
※一次健診の結果において、①~④の検査項目に「異常なし」と診断された
場合であっても、産業医等が就業環境等を総合的に勘案し、異常の所見を
認めた場合には、産業医等の意見を優先します。 - 脳・心臓疾患の症状を有していないこと。
※一次健診またはその他の機会で、医師により脳・心臓疾患の症状を有する
と診断された場合、二次健康診断等給付を受けることはできません。 - 労災保険の特別加入者でないこと。
※労働者以外の方のうち、業務の実態や災害の発生状況からみて、労働者に
準じて保護することがふさわしいと見なされる人です。特別加入できる方
の範囲は、中小事業主等・一人親方等・特定作業従事者・海外派遣者の4
種に大別されます。
◎注意事項
- 1年度内(4月1日~翌年3月31日)に1回のみ受けることができます。
- 一次健診の受診日から3か月以内に行って下さい。
※ただし、次のようなやむを得ない事情がある場合は認められます。
・天災地変により請求を行うことができない場合
・一次健診を行った医療機関の都合などにより結果の通知が
著しく遅れた場合
給付の内容
二次健康診断等給付では、二次健康診断と特定保健指導があります。
- 二次健康診断(脳血管と心臓の状態を把握するために必要な検査)
・空腹時血中脂質検査…LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の量により測定
・空腹時血糖検査
・HbA1c(一次健康診断で実施の場合は除く)
・負荷心電図または心エコー検査
・頸部エコー検査
・微量アルブミン尿検査…尿中のアルブミンの量を精密に測定
※一次健診の尿蛋白が(±)/(-)の所見の方が対象 - 特定保健指導(脳・心臓疾患発症の予防を図るために行われる面接保健指導)
・栄養指導…適切なカロリーの摂取等、食生活上の指針を示す指導
・運動指導…必要な運動の指針を示す指導
・生活指導…飲酒・喫煙・睡眠等の生活習慣に関する指導
※二次健康診断の結果、脳・心臓疾患の症状を有していると診断された場合は
特定保健指導は実施されません。
◎当日ご持参いただく物
・一次健診の結果
・二次健康診断等給付請求書
※空腹時における検査のため、10時間以上空腹である必要があります。
二次健康診断等給付請求書 ⇐ ダウンロードはこちらから
お問合わせ電話番号
TEL:0761-21-1555